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年間180日以上出張に行く私が習得できる、”現場で使える再現性の高い技術”

2021.10.25 会員様の声

牧野 竜太 34歳 

株式会社QOOL 代表取締役

鍼灸マッサージ師

保有資格 鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師、メンタルケア心理士  

HURECメンバーズに入会しようと思ったキッカケを教えてください。

私は、東京の調布で治療院を経営しているのですが、一年の半分以上は現場をスタッフに任せて、複数の陸上実業団チームにメディカルトレーナーとして帯同しています。先天性連動・連動性トレーナーに初めて触れたのは、2020年の冬季に実業団チームに帯同する形で沖縄・国頭を訪れた時です。その合宿は、実業団チームとTWOLAPSトラッククラブさんの合同で開催されており、TWOLAPS側のトレーナーとして、連動性トレーナーの方が帯同されていました。そのトレーニング風景を見学させて頂き、選手の反応がとても良かったこと。そして、夜には先天性連動に関する勉強会もして頂き、その理論体系にも強い興味を持ち、すぐに学んでみたいと思い入会をしました。私自身、徒手で”筋肉をほぐす”ことに特化して、プロアスリート〜一般の方を診てきましたが、ほぐれて筋肉は柔らかくなったとしても、”痛みが取れない”、”動きが改善しない”という状況をどうしても解決したいと思っていたので、その課題にピッタリの考え方に思えました。

入会後、半年以上が経過しましたが、学習の進行状況はいかがでしょうか?

僕自身、年間の半分以上出張に行くので、スケジュールが不安定です。従って、決まった時間に勉強するのが、なかなか難しい状況でしたが、そもそも講義がオンラインであり、ホテルの部屋からでも参加できること。ほとんどの講義が録画されてあり、見逃しても、後ほど見直せることは、とても有難いです。また僕としては、こちらの質問や疑問に対する個別のサポートシステムが充実していることも大変重要ですね。そういったシステムだからこそ、認定連動性トレーナー試験も受験することができて、合格することもできました。また、講義で学んだことを、翌日に実践をしたら、選手や患者様から、とても良い反応を貰えることも多く、”現場で使える再現性の高い技術”と言えると思います。

現場での先天性連動の技術に関して聞かせてください。

“道具を使わず効果の出せる技術”というところは、帯同の多いトレーナーの身として重宝する理由になっています。先天性連動の技術は、簡易ベット上でも、ホテルの部屋の中でも使用できます。先天性連動の中には、ダンベル等の器具を使用するやり方もありますが、例え器具がなくとも、トレーナーが徒手で負荷を掛け、同じ効果を出せるやり方が用意されており、トレーニングルームや設備の整った治療院でなくとも、十分に選手に変化を出すことができます。また選手に宿題として出すことも可能なメニューが多くあり、朝練習の前後に隙間時間にやってもらったりしています。この辺りの汎用性の高い技術であることは、私のような様々な状況で治療やリハビリを行うトレーナーとしては、非常に使い勝手が良い技術と言えますね。

入会のキッカケの一つとして「ほぐれて筋肉は柔らかくなったとしても、”痛みが取れない”、”動きが改善しない”ケースがある」と仰っていましたが、先天性連動を取り入れてから変化はありましたか?

はい。あります。試合中に、重度の捻挫をしてしまった選手がいました。病院にも何度も通ったのですが、後脛骨筋の機能不全との診断で、”もう治らない”とドクターから言われてしまったそうです。そんな時に、僕が担当させてもらったのですが、そこで先天性連動の技術を試しました。介入して、一発目の第一声が”全然違う”だったんですよ。それから、『この連動性エクササイズは毎日やってね』と伝え宿題を出しました。その後、監督・コーチからご報告頂き、(先天性連動による)介入前は強度の高い練習をしたら2日ほど練習ができなくなる、痛くて走れない状態が続いていたが、介入後は強度の高い練習、時間を長く走る練習などができるようになった。それどころか、他の選手を抜いてトップに立つくらいのパフォーマンスまで上がってきて、痛みも大きく減ってきた。と報告をもらいました。選手も監督もコーチもとても喜んでくれてたので、私自身もとても嬉しかったですね。学んで半年ほどですが、僕の中ではもうすでに自分のアプローチの手札の一つになっています。学んでいく中で、以前よりも引き出しが増えたことで、以前よりも患者さんや選手の”良い反応”が増えました。先程の選手に関しても、この先天性連動のアプローチがなければ、ここまでの反応は出てなかったと思います。

今後の活動について聞かせてください。

今後の展開としては、先天性連動を使って高齢者に向けた機能訓練のメニューをもっと身近に取り入れれるようにしていきたいと思っています。スポーツ選手とかトップアスリートの世界はパフォーマンスを上げる1秒とか1ミリとかの世界で、パフォーマンスをどうやって上げるかを日々試行錯誤してるんですけど、そこで取り入れられている知識とか技術って、少し変換すれば、一般の人に使えるものばかりですし、何より高齢者に良いと思っています。​​機能訓練や高齢者リハビリの世界では、「筋力をつけた方が良い」「どうすれば筋力がつくのか」と言う部分はたくさん研究されているんですけど、それ以前に動きたくない、動きがおかしい、痛みがある。となるとそこに対してはまだまだ弱いんですよね。
 僕は、ここに先天性連動の技術がピッタリ合うんじゃないかと思っています。先天性連動のアプローチは負荷がそれほど強くないですし、動き方が改善し、自分のイメージ通りに体が動くようになってきたら、もっと運動したくなる、やりたいこと・行きたい場所が出てくるのが自然だと思います。僕がご縁あって働いてきたスポーツの現場で得た知見や出会った先天性連動のなどの技術をより多くの人に届けられたら何よりだなと思います。

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