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箱根駅伝6区区間記録保持者が語る先天性連動の可能性

2021.6.11 アスリートの声

館澤亨次選手 プロフィール

1997年生まれの23歳。

箱根駅伝6区区間記録保持者(2021年大会終了時点)

日本選手権1500m(2017.2018.2020)3度優勝

1500mを主戦場とする日本を代表する中距離選手。

東海大時代より、1500m〜駅伝・ロードレースで活躍。アスリートには珍しい穏やかでのんびりとした性格ながら、本番での勝負強さは国内屈指。2020年は日本選手権1500mで2年ぶり3度目の優勝を果たす。2021年は日本記録の更新と東京五輪出場を目標に掲げ、連動性トレーナーと共にチャレンジ中。

DeNAアスレティックスエリート

TWOLAPSトラッククラブ 館澤選手プロフィール  

Wikipedia 

先天性連動のトレーニングを知ったキッカケを教えて頂けますか?

同じトレーニングチーム(TWOLAPS TRACK CLAB)の先輩である卜部蘭選手(以下、蘭さん)が新しいトレーニングを真剣に、毎日行っているのを見ていたのですが、その時点では「蘭さんが新しいトレーニングを取り入れたんだ」程度に思っていました。

後日、連動性トレーナーさんとお会いした際に、先天性連動のトレーニングと理論を教えていただき、大変興味を持ち、その時に初めて蘭さんが行っていたトレーニングが先天性連動のトレーニングなんだなと知りました。また、クラブ代表の横田真人コーチからのススメもあって、僕自身もすぐに導入することが決まりました。

様々な場所や人とトレーニングを行ってきた館澤選手ですが、その中でも先天性連動のトレーニングを導入しようと思ったのはなぜでしょうか?

片半身だけ、先天性連動のトレーニングを行い、何もしていない側と比較をするという実験のようなトレーニングをしたのですが、「確かに左右で違うな(トレーニングをした側の方が良い動きになるな)」って感じました。それがすごく印象的で、これは続けてみたいと思ったのが、本格的に先天性連動のトレーニングをスタートしたきっかけでしたね。

先天性連動のトレーニングを継続してみて、「走り」の違いを館澤選手の感覚で聞かせてください。

僕自身、パフォーマンスを評価するのにジョグの調子をすごく大切にしています。先天性連動のトレーニングを続けていると、以前よりもジョグの調子がすごく良くなりました。感覚的な言葉になるのですが、いいリズムでスーと走り続けられるように感じています。
ジョグの調子が良くなると、自ずとポイント練習(実戦を想定した高強度な練習)にも、良い感覚のまま取り組めます。これらは、僕にとってパフォーマンスを評価するのに大切にしている要素なので、とてもしっくりきました。

先天性連動の考え方に触れて、アスリートとして何か感じたことはありますか?

陸上選手としての経験と先天性連動を知ったことを通しお伝えしたいことは、「人それぞれ自分にあった走り方・フォームがあって良いんだ」ということです。僕自身、周りのコーチやトレーナーの方々から、「ランニングフォームが綺麗じゃない!」「絶対に地面を蹴っちゃダメだ!」とアドバイスを受けてきたこともありました。
皆さん、僕のためを思って真剣にアドバイスをして下さったのですが、何度頑張っても、そのアドバイス通りに身体は動かず、また形だけ意識しても、自分自身の走る感覚やタイム的には良くならなかったという経験があります。そのような経験から、プロになってからは、より自分の感覚を信じて判断していこうと思っていた時に、先天性連動の考え方(動きにも先天的な個体差がある)と出会い、自分の走り方と、他の人の走り方が必ず一緒ではなく、それぞれに合った走り方があるんだと確信できました。

この大きな不安が一つ無くなったのは、自分にとって身体的にも精神的にもすごく大きかったですし、このトレーニングをやって良かったなと思った理由でもありました。

連動性トレーナーと共に歩む、今後のキャリアへの期待についてお聞かせください。

この先天性連動のトレーニングを継続していくことで、パフォーマンスがさらに上がってく序盤の段階だと思っていますので、この先も継続して、さらに大きな変化を作り出したいなと思っています。後々の話ですが、自分が引退して指導するような立場になったら、この仕組み(先天性連動)を教えたいなと思いました。子どもたちがどういう特徴を持った走り方で、どう動けば最善なのか、どのようにしたら怪我をする。このようにしたらパフォーマンスがアップする。ということを自分自身が理解し、それを生かしたトレーニングや走りを指導していきたいと思っています。そのために、今は自分が連動性トレーニングを受けて色んなものを吸収して、後々のキャリアで活かしたいなと思ってます。

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