林 千香(はやし ちか)
24歳(社会人2年目)
職業:鍼灸師、HUREC連動性トレーナー
連動トレーニングを知ったきっかけは何ですか?
先輩が開いていた勉強会で初めて連動トレーニングを初めて知りました。当時、治療院でアルバイトをしていたのですが、「誰に対しても同じような治療を施しているのはなぜだろう?」と疑問に思っていたところ、身体動作の個体差のお話を聞いて、もっと学んでみたいなと思いました。
体験会を受講した後、養成講座を受講しようと思ったのはなぜですか?また、どんな課題を解決しようと思って入会されましたか?
入会当時は技術に対して全く自信がなく、「自分はこの先医療従事者として何が出来るだろうか?」と悩んでいました。連動トレーニングの技術を用いれば自分にしかない技術=武器を持てると思いました。1つ引き出しが増えることで、患者さんや選手に自信を持って治療をできるのではないだろうかと思い、入会を決めました。
林さんが思う、連動トレーニングの強みは何でしょうか?
動作分析をもとに治療ができることだと思います。学生の頃はたくさんの勉強会に参加しましたが、「他動関節可動域」「アライメント・静的評価」など、部分を評価することが多かったのです。しかし、連動トレーニングは動作分析がメインで、全体を評価することを大事にしているので、学んでいくほど実際の現場でのクライアントさまの状態や動きに合わせて活用することが出来るようになってきました。また、学生の時に鍼灸治療院でアルバイトをしていた頃に感じていた、「その場では楽になるが、次の来院時にはまた症状が戻っている」などの疑問も解決していくのを実感していて、自分の技術や知識に自信を持てるようになりました。このまましっかり学びを深めて行きたいと思っています。
林さんの1番印象に残っている症例を教えてください。
印象に残っている症例としては、重度変形性膝関節症の方です。1人では片足立ちを5秒もすることが出来ず、その場足踏みも難しい状況でした。通院の時に使用するバスの昇降動作もなんとか実施できているというような感じの方です。ただ、連動トレーニングを実施したことで、歩行動作や段差昇降動作がすごくスムーズになり、膝の痛みも改善しました。また、運動面の変化と同時に気持ちの変化も大きくあり、治療当初は少し暗い様子だったのですが、歩けるようになってきて徐々に表情も明るくなってきました。遠出もできるようになり、他府県に住む孫のお世話もできるようになったようです。治療に来るたびに「ありがとう。ありがとう。」と言ってくれていて私自身もすごく嬉しい気持ちになったのを今でも覚えています。
今後の活動を聞かせてください。
治療家として働く上で、個体差を尊重した治療を今後も提供していきます。技術を身につけて、関わった方が心身ともに笑顔になれるような治療家になりたいと思っています。
今後、養成講座を受講しようと思っている、この記事を閲覧されている方々に一言お願いします。
私自身、HURECの技術を学んで、自信がついてきました。学べば学ぶほど、結果が出てきて、これまで不安だったことが、むしろ楽しくなってきました。ここで学ぶ事でしっかりと結果を出せる治療を身につけることができるので、是非一度学んでみてください。