「現場で使える技術」がすぐに学べるHURECメンバーズ

最初に入会を考えたのは、何気なくネットサーフィンをしていた時に、先天性連動のホームページを見つけた時ですね。私は、スポーツトレーナーを職業としており、東洋・西洋医学共に学んでいましたが、「先天性連動「先天的特質」という言葉は初めて目にして、何故かピンときて、すぐに体験会に参加しました。

入会当初から自分のペースで少しずつ学習はしていたのですが、あることがきっかけで本気で学ぶようになりました。それは「長年の腰痛が治った」ことです。私は医療従事者であるにも関わらず、恥ずかしながら長年腰痛持ちでした。鍼やお灸、マッサージや筋力トレーニングなど、いろいろアプローチを学んでは自分の体に試してきたのですが、一向に改善せず、「トレーナーなのに身体が不健康」というジレンマを持ち続けていました。しかし、先天性連動の技術を試してみたところ、驚くほど短い期間で、長年の腰痛がピタリと治りました。それからは、「これは思った以上に、凄い技術かもしれない！」と学習に身が入り、飛躍的に理解が深まりました。

良かった点に関しては、そのままですが、オンラインで学習できることですね。私の場合、大阪・兵庫・愛媛など、複数の活動拠点があるのですが、オフラインの講座だと、現実的に受講が不可能でした。しかしメンバーズの講義は、どの場所からでも、移動中でも受講できますので、大変重宝しています。
最初に不安に思ったのは「オンラインは、直接の技術指導が受けられないので、本当に技術を習得できるのか」という点ですが、授業では講師に質問ができる時間や、個別カウンセリングのシステムなども充実していて、問題なく学習を進めることができました。また不定期ですが、大阪や東京などで開催される実践勉強会に参加した際は、講師の方から直接ご指導頂いています。

一言で言うと、部分（患部）ではなく全体（全身）に対するアプローチということですね。先天性連動に出会うまでの私は、治療などを行う際に、患部（痛みのある部分）にフォーカスしたアプローチをしていました。学校ではそのように教わりますし、当然と言えば当然なのですが、正直教科書通りの治療では大きな改善を作り出すことはできていませんでした。治療の世界では、ゴットハンドと呼ばれるような方々がおり、患部とは全く違う部分を治療するという話もよく聞きますが、そういった技術は体系化されていることは少なく、学ぶのはなかなか難しい現実もあり、患者さんや選手の力になりきれていないなという歯痒さがありました。しかし、先天性連動の技術は、連動性という一見すると見極めるのが難しそうな技術が、本当に分かりやすく体系化されており、かなり短い期間で使える技術として身につけることができました。ついこの間も腰痛の方の治療を行いましたが、痛みを訴える部位ではなく、ふくらはぎや足首に先天性連動の手技を施した結果、痛みの大部分が緩和しました。何より、その時の患者様の反応が嬉しいですね。

以前までは自分の技術やアプローチに自信が持てずにいたため、他のトレーナーや治療家を意識して比べていた部分がありました。この技術を習得してからは、人と比べることもなく自信を持って、患者様の前に立つことができているため、症状の改善率も以前とは比べ物にならないぐらい上がり、自然とリピートも増えました。またこれは、予想外のプレゼントでしたが、先天性連動の技術はオンラインでのセッションもできるので、離れた土地に住むクライアントさんの治療やトレーニングもできるようになりました。

この2年でトレーナーとして、ようやく患者様や選手の力になれるようになってきました。もちろん、まだまだ修行中の身ではありますが、今後はそれにプラスしてより多くの方にこの技術の素晴らしさを届けたいなと思っています。今年は、講師研修も参加させて頂き、講師としても受講生の皆さんの前に立つ機会を頂けることになりました。先天性連動は情報であり技術です。求めれば、誰でも身につけることができるものです。私が、この技術に出会い、大きく変わったように、今度は私が伝えることができる立場になろうと思います。